又吉イエス先生率いる『世界経済共同体党』のマニフェストが全て発表される。




「戦後最大の投票率か」と目される2005年衆議院総選挙の公示が昨日行われ、1132名の立候補者達が各地でしのぎを削る選挙戦がついに始まった。そんな中、先日無理解な官憲に連行された又吉イエス先生が率いる『世界経済共同体党』のマニフェストが追加され、全ての政策が発表された。マニフェストは以下の通りだ。




世界経済共同体党、公式サイト



マニフェスト


1. 年金問題・医療・介護・財政破綻の根っこはひとつ
2. 郵政民営化は絶対不可
3. 全失業者の救済
4. 憲法九条改悪不可
5. 首相小泉純一郎靖国参拝不可
6. イラクは世界で守る所
7. 普天間基地移設は本土へ
8. 拉致問題について
9. 人権擁護法案不可
10. 外国人参政権不可
11. 大人そして子供たちの罪・犯罪を失くする社会
12. ミニスカートとそれに類するものの廃止





さて、どうだろうか。又吉先生を笑いの種にする人間は多いが、これを読めば、「12」はともかく、又吉先生の真面目な政治理念が理解できると思う。特に「9」は序文に

「”人権擁護法案不可” 人権侵害・差別・いじめ等は戦ってはねのけるのが本質。相手の高慢・汚さ等をつぶし、自らが強くなるためにである。 」



とあることからも、「12」はともかくとして、又吉先生が自らの人間哲学より政策を生み出していることがうかがい知れるだろう。至言である。「12」はともかく、これは、利権・権勢を得るために出馬している凡百の立候補者とは完全に一線を画するものだ。「12」はともかく、「9」「10」について私は完全に同意見である。

小泉純一郎腹を切って死ぬべきである。のみならず、唯一神又吉イエスは彼を地獄の火の中に投げ込むものである。」



など、多少過激な言動が目立つ又吉先生だが、それも理想を貫かんとする志士の英気がさせるものであり、「12」はともかく、政策自体は極めて真剣に考えているのだ。面白半分で応援する輩は地獄の火の中に投げ込まれるであろう。




なお、スーパーコンピューターFM-TOWNS)を使い、「世界経済共同体党、政権奪取後」をシミュレートしてみた。その図を発表し、筆を置くことにする。まったく先が見えない選挙戦ではあるが、日本の行く末を心配する一人として、注視していきたい。










〜 先生が日本国総理大臣になったら 〜


自民党
「2. 郵政民営化は絶対不可 」に反するため、全員地獄の火の中に投げ込まれる。


民主党
「9. 人権擁護法案不可 」「10. 外国人参政権不可」に反するため全員地獄の火の中に投げ込まれる。


公明党
「9. 人権擁護法案不可 」に反するため全員地獄の火の中に投げ込まれる。


社会党
民主党と同理由で全員地獄の火の中に投げ込まれる。


共産党
社会党と同理由で全員地獄の火の中に投げ込まれる。


新党日本
田中康夫党首のキモさに激怒、全員地獄の火の中に投げ込まれる。


国民新党
4コマに激怒、全員地獄の火の中に投げ込まれる。








又吉内閣予想


防衛庁長官矢追純一氏(宙自(宇宙自衛隊)の創設を宣言。同時に地球外生命体の存在を政府公式見解として独断で発表)


文部科学大臣ドクター中松氏(特許庁長官と兼任)(DNDドクター中松ディフェンス)の日本全土への設置を宣言)


総務大臣タモリ氏(その絶妙な調整能力を、個性的な面々が揃う又吉内閣をまとめるために遺憾なく発揮)


金融大臣:青木雄二氏(霊)(カバチタレの人の体を借りて施政)


警察庁長官:金八の警官氏(警察庁本庁と警視庁本庁を土手に移転することを公約)


農林水産大臣:赤兜氏(その圧倒的な力により日本の山林、河川、湖、海とその生態系を支配)


厚生労働大臣管直人氏(食中毒対応のプロフェッショナルとして抜擢)


経済産業大臣;岸辺シロー氏(保証人→破産問題のスペシャリストとして招聘)


財務大臣貴乃花親方(光通信株破産、借金問題の重鎮として任命)


内閣官房長官ヘイポー氏(威風堂々とした風貌と態度を買われ就任)


宮内庁長官ゾマホン氏(「清廉潔白であるべき宮内庁長官には、逆に黒い人のほうがいいかもね(笑)」とのブラックジョークを真に受けた又吉先生による総理大臣命令により入閣)


大阪府知事羽柴秀吉氏太田房江大阪府知事が土俵から転落死したため急遽、特例で起用)


外務大臣蛭子能収氏(表敬訪問した国が次から次へと何故かとんでもない不幸に見舞われることから「死神大臣」との異名を取る)